令和8年第2回京田辺市議会定例会開会 提出議案等の解説 vol.2 

本会議

報告第6号(令和8年度公益財団法人京田辺市都市緑化協会の事業計画及び収支予算について)

そもそも「京田辺市都市緑化協会」とは?

京田辺市が目指す「緑豊かで健康な文化田園都市(緑に包まれた美しいまち)」を実現するために、市内の街路樹や公園、公共の緑地をきれいに維持・管理している専門の組織です。また、ただ緑を管理するだけでなく、市民の皆さんに花や緑に親しんでもらうためのイベントや講座なども開いています

令和8年度の主な活動内容(事業計画)

市民の皆さんの生活に深く関わる「公益目的事業」として、主に以下のような活動が計画されています

① 街や公園の緑を守る(維持管理)

  • 公園や街路樹のお手入れ:京田辺市内にある169箇所の都市公園、78箇所の公共緑地、そして約17.6kmに及ぶ道路の街路樹の剪定や草刈り、清掃などを行います。
  • 地域との協力:一部の公園や緑地では、地元の自治会やボランティア団体と協力し、地域が一体となった緑化活動を応援します。

② 緑のリサイクル(再資源化)

  • 公園や街路樹の管理で出た「剪定した枝」や「刈り取った草」を細かく砕き(チップ化)、市の焼却施設に持ち込まれた枝などと混ぜて「堆肥(たいひ)」を手作りします。できあがった堆肥は、市民の皆さんへ無償で配るほか、市内の花壇にも活用してゴミの減量とリサイクルを進めます。

③ 街を花で彩る(景観づくり)

  • 協会で育てたハボタンなど四季折々の花を、田辺公園、近鉄新田辺駅前、JR京田辺駅前、近鉄三山木駅前、田辺中央交差点付近などの花壇に植え込み、街を美しく飾ります。
  • 市内の保育所、幼稚園、小・中学校、そして希望する区や自治会へ、花苗やチューリップの球根、苗木(サツキ、キンモクセイ、サザンカなど)を配り、地域全体での緑化を広げます。

④ 市民向けの講座・イベント

  • 花と緑の教室・講習会:寄せ植えの入門講座をはじめ、春の親子寄せ植え体験教室、年末のお正月用盆栽講習会、庭木の剪定(せんてい)講習会などを開催します。
  • 緑の相談所・広報:イベント等で「緑に関する相談所」を設けて市民の疑問に応えるほか、「緑化協会だより」や「緑化啓発カレンダー」を作って役立つ情報を発信します。
  • 駅前イルミネーション:冬場など樹木の葉が落ちる休眠期を活用し、駅前にイルミネーションを設置して、年間を通じて樹木や景観の大切さをアピールします。

お金の見通し(収支予算書)

この1年間で協会に入ってくるお金(収益)と、活動に使うお金(費用)の計画です

【入ってくるお金(経常収益):約 1億9,054万円】

  • 事業収益(約1億8,919万円):これが大半を占めます。そのうち約1億6,850万円は、京田辺市から「公園や街路樹の管理」を正式に任されて受け取るお金(受託収益)です。その他、プールの植栽管理や学校の樹木管理、自動販売機の設置、講習会の受講料などが含まれます。
  • 基金・財産の利息(計41.25万円):協会が持っている「緑化基金」や基本財産から生まれる利息です。
  • 補助金(94.0万円):市などから運営のために交付される補助金です。

【出ていくお金(経常費用):約 1億8,713万円】

  • 事業費(約1億8,608万円):緑を守る活動に直接かかるお金です。
    • 委託費(1億2,360万円):実際の公園や街路樹の剪定・草刈りなどを専門の業者に依頼する費用です。
    • 人件費(約4,731万円):現場で管理や指導にあたる職員の給料や賞与、福利厚生費です。
    • 原材料費・その他(約1,517万円):植えるための苗木や草花、資材の購入費(214万円)、作業機械の燃料や修繕費、カレンダーや広報紙の印刷費などが含まれます。
  • 管理費(約105万円):協会の運営(総会や理事会の開催、事務用品など)に必要な経費です。

👉 結果(当期一般正味財産増減額): 収入から費用を引き、さらに法人税等(72.6万円)を支払った結果、最終的に268万7,500円の黒字となる見込みです。この黒字分は、翌年以降の緑化活動のための蓄え(財産)として繰り越されます

前年度と比べたポイント

前年度(令和7年度)の予算と比べると、入ってくるお金が約875万円増えています。これは、市から任される公園や街路樹の維持管理業務の規模が大きくなった(または見直された)ためです。 これに伴い、業者へ支払う委託費なども約450万円増えていますが、全体として無理のない、健全な予算が組まれています。

まとめ

 令和8年度の緑化協会の事業計画・収支予算を確認しましたが、ざっくりとまとめると、
「令和8年度も、緑化協会は市内の169箇所の公園や道路の木々をきれいに手入れし、駅前の花壇を彩るだけでなく、剪定した枝を堆肥にして市民に配るなど、エコで美しい京田辺市をつくるために約1億9,000万円の予算を使ってしっかり活動します」
と読み取れました。
 この件だけでなく、市政について気になる点などございましたら、市の窓口へ問い合わせていただく事が一番正確ですが、私の方でも気軽にご相談頂ければ可能な限り対応させていただきます。

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