1枚150円の選挙ポスター

選挙では、必要経費のなかで、選挙の公営として、市が負担してくれる費用があります。

主なものとして、選挙車両のレンタル代、選挙カーのドライバー費、推薦はがきの送料、選挙ビラの作成費、特に、選挙ポスターのような、公平な選挙に必ず必要と思われる費用が公費で負担されます。

ただ、前回立候補した際に、ポスター代の公費負担が、
{(541円31銭)×150枚+316,250円}/150枚＝2,650円
という公費負担額となり、かなり高額に設定されているように感じました。
昔のカラー印刷は3色の版を作るのに1版10万の版代がかかると言われていて、基本価格に30万はかかるとされていましたので、316,250円はそこからきているのかと思います。
しかしながら、近年の印刷技術では、版代がかからず、そこまで高額になりません。
しかし、選挙専門業者などに校正、印刷を発注すると、費用が候補の負担とならないことを分かっているので、公費負担ギリギリの見積もりを出してくることが多いです。

　今回、私は、この公費で負担されるポスター作製費をどれだけ節約できるか、自ら画像編集し、格安印刷に発注してみて、高価なポスターとどれほど違いがでるかチャレンジしてみました。

今回の私の選挙ポスターは1枚約150円です。
公費上限の約17分の１の費用で作ってみました。
個人的には、前回の高級ポスターに比べて、少し薄く、少し粘着力が弱く、若干貼る時に頼りないといった印象です。

　あと、これは個人の自由ですが、公費負担の契約等面倒だったので、今回の私の選挙ポスター作成は公費負担の申請をせず、自費で作成しています。

みなさん、一度、選挙ポスター掲示板をじっくり見てもらって、150円のポスターがどれぐらい見劣りするか、チェックしてみてください。

もちろん、他の候補も手間と工夫で選挙経費の公費負担削減に取り組んでおられると思いますので、同様に安価なポスターを作製されている方もいらっしゃると思います。そういうところも含めて、候補みんなのポスターをじっくりと見比べてみてください。