6月7日(金)、6月定例会にて、一般質問を行いました。
※一般質問とは、議員が各々の立場から、市政について質問し、時に意見や提言を行う場です。
主な質問は以下の通りです。

1.ハラスメント対策について
〇質問の背景
 ハラスメント対策は職員の健康と安全を守り、生産性と効率を向上させるために不可欠です。法的責任を果たし、多様性と包摂を推進し、組織文化を向上させることで、持続的な発展を支える重要な要素となります。行政機関はこれらの理由から、ハラスメント対策に積極的に取り組む必要がある事から、現状の対応の確認と、今後の取り組みについて市の考えと、私からの提言を行いました。

〇質疑内容
 市の職員間のハラスメントの状況と、対応について確認したところ、職員からのハラスメントに関する苦情や相談については、「京田辺市職員のハラスメントの防止等に関する規則」に基づき、職員課、教育総務室、経営管理室及び消防総務課に相談窓口を設け、苦情相談員が問題の解決に努めるとともに、必要に応じてハラスメント苦情処理委員会で対応措置を審議し指導や助言を行っているとのことでした。また、能動的にハラスメント対策を行うため、市長村長など、いわゆる首長や議員によるパワハラ・セクハラが、最近ニュースに出てくる事も踏まえ、市・議会・有識者を含めたハラスメント対策推進や基準作りの為の委員会の設置の必要性を訴えました。
 職員に対するカスタマーハラスメントへの積極的な対策を求め、早期に、職員の名札を苗字と読み仮名に変更することと、電話での通話を録音する機能の実装する旨の答弁を頂きました。

2.消防団のなり手不足について
〇質問の背景
 総務省の調査によりますと、全国の消防団員数は年々減少しており、1956年には180万人を超えていましたが、1990年には100万人を切り、令和5年4月1日時点の全国の消防団員数は、約76万2,670人と報告されています。これは前年比2万908人減少しており、過去最少を記録しています。30年余りでさらに2割減少しています。しかし、令和5年度の調査では学生団員や機能別団員の増加などにより入団者数が8年ぶりに増加しており、消防団員の確保に向けた取り組みが推進されているとのことです。本市でも、消防団員の減少は喫緊の課題であることから、消防団のなり手不足を含めた運営状況について質問しました。

〇質疑内容
 まず、常備消防力(消防署や消防本部など、消防署員が担う消防体制)の強化により、近年の消防団の役割や必要性が変化してきていると考える事から、市の認識について質問しました。
 基本的には、阪神淡路大震災や東日本大震災、能登半島地震にみられるような大規模災害時における、マンパワーを必要とするような事態に、消防団の組織的な活動が期待されていること。また、地域防災の要としての必要性などの答弁がありました。また、その多様な役割を果たせるよう、指導しているとのことでした。
 次に、消防団のなり手不足に対する、市の認識と現在行っている支援、また消防団運営による対策について質問しました。
 市としては、団員の負担軽減をはじめ、入団啓発ポスターの掲載やSNSを利用した入団促進を行っているとのことでした。
 なり手不足の課題に対して、私からは、学生消防団や女性消防団の組織化と、現在制度化されている消防団協力事業所制度の拡充や、消防団活動と必要性について、市広報「ほっと京田辺」への毎号連載して頂くなど、広く市民に必要性を認識してもらう取り組みの必要性を伝えました。また、消防団の事務局を担う消防本部だけが課題に取り組むのではなく、他の部局もそれぞれの立場からできる事を考え取り組んでもらえるように要望しました。
 また、他の自治体で消防団の再編を行うところがでてきていることから、本市の消防団でも再編があり得るのか、現在の市の考えを問い、市としては現在再編を考えていない事と、将来的にも再編をしなくても良いよう、積極的に団員の確保に努めたい旨の答弁がありました。
 
3.オーバーツーリズム対策について
〇質問の背景
 令和6年度の当初予算で、主に薪地区の文化遺産を観光資源と捉えた面的整備に向けたはじめの一歩として、平安京の中央を通る朱雀大路整備の南の基準点とされたと言われる甘南備山の白石付近へ展望台を設置するための設計予算が計上されました。今後、この地域の観光を推進し、より多くの来訪者を迎えたいと考える以上、周辺の市民生活に影響がでないよう、丁寧な環境整備が必要と考え質問しました。

〇質疑の内容
 観光資源活用事業を推進し、来訪する人・車が増え、現状のキャパシティを超えてくると周辺への様々な影響が懸念されることから、市として周辺の環境整備は考えているのかを問いました。
 市としては、本市は公共交通を利用した観光を推奨しているため、それに基づいた環境整備を進めて行き、駅からの観光ルートの掲示・案内を進めていくとのこと。
 私からは、公共交通の利用前提とした観光施策であれば、目的地への路線バスの案内や、駅から徒歩で観光される方に向けた、道路へ目的地へと続くブルーラインの設置、水辺の散策路とのリンクなどを提案しました。また、市外からのウォーキンググループや、地元大学生に実際推奨ルートを歩いてもらい、迷いやすい道や意見・アイデアを組み上げる取り組みも要望しました。また、以前から、地元要望として地元区から上がっていました、甘南備山へと至る市道井手甘南備山線の整備を改めて要望しました。
 次に、今回の甘南備山への展望台の設置により来訪者が増えることで、管理する甘南備山保存会の負担も増加が予想されるが、負担増に対して保存会への支援は検討されるのかを問い、市としては、状況を保存会と協議しながら、支援は検討していきたいとの答えでした。
 また、甘南備山への来訪者が増える事で、トラブルも増える事が予想されることから、防犯カメラの設置に対する補助金制度が必要ではないかと問い、安全まちづくり室の管轄で防犯カメラ補助制度がある事から、それを利用して頂くため、保存会が区・自治会と協議して頂き、市へ申請して頂きたいとの事でした。私からは、観光施策に基づく問題であるため、今後の事も踏まえ、観光の所管で対応できる補助制度を検討すべきと意見しました。

4.店舗型ふるさと納税導入について
〇質問の背景
 一般的なふるさと納税は、納税した他の自治体から返礼品が届くシステムですが、それだと返礼品は宅急便や郵送に対応できる事業者が対象となり、飲食店や入浴施設などの体験型サービスを提供する事業者、また、日持ちしない商品を扱う事業者などは、返礼品を提供する事が難しくなります。(利用チケットなどの対策はあるものの、ハードルは高い)そういったサービスを提供する事業者向けに、近年、店舗型ふるさと納税というサービスが始まっています。店頭で手軽に申請でき、すぐに利用してもらえることから、事業者の負担も少なく、市外からの来客も見込める事から、事業者にとっても有益で、市としてもふるさと納税の増額が期待できる事から、市としても積極的に導入すべきと考え質問しました。

〇質疑内容
 前述のように、店舗型ふるさと納税の早期導入に関して、市の認識を問いました。
 市としても、有効なサービスである事から、早期に導入を検討したいとの答弁でした。
私からは、市内の事業者に丁寧に説明をしていただき、より多くの事業者に参画して頂けるよう取り組んで頂きたいと申し添えました。

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