令和5年12月定例会一般質問

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※一般質問とは、定例会において、議員が市の行政活動に対して報告や説明を求めたり、質問することです。また、どういった内容の質問をするのか、市に対して事前に通告することになっています。

令和5年12月の定例会で、一般質問に立ちました。
質問の項目は大きく4点。

1.公園と散策路について
(1)田辺公園拡張工事が田辺中学校裏で行われていて、その中に子どもたちが自己責任のもと、自然の中で自由に遊べる「プレーパーク」と呼ばれるスペースが設置されます。その内容について、以下のような質問しました。
  ア)現在整備中の、田辺公園プレーパークの構想について
  イ)子どもが自由に遊べるためのサポート役となるプレイリーダーの配置と育成について
  ウ)子どもたちがパークを利用する際の自由度について
(2)住宅地のすぐそばにある小さな公園は街区公園と呼ばれ、一定の基準に基づいて設置されています。しかし、開発時から数十年が経ち、遊ぶ子どもたちの姿も見えなくなり、利用者がほとんどいなくなった公園でも、定期的な草刈りが必要で、遊具の経年劣化による更新も必要となることから、費用面でも、土地活用の面でも、もったいない状況になっています。改めて、その地域の公園の在り方を見直し、周辺住民に望まれる形のリニューアルを進めるべきではないかと問いました。
(3)水辺の散策路の雑草管理や看板等の清掃など美化について、市だけでなく、市民も参加できる仕組みづくりの必要性を問いました。

2.デジタル化推進と職場環境の改善について
(1)マイナンバーカードを申請したものの、受け取りに来られず、交付に至っていない方も多いことから、現在の交付状況と、交付を促す取り組みについて問いました。
(2) 庁内事務の効率化を進める為、押印廃止や、デジタルとアナログの2重チェック廃止などについて問いました。
(3) かねてより執務室の狭隘が職場環境の課題であり、大量の書類も狭隘の原因の一つと考えられるため、DX推進計画も進められる中でペーパーレス化への進捗状況を問いました。
(4)職場環境の改善として、職員の休憩所を確保することが必要です。また、食堂が無くなったため、自席で昼食をとる事が多く、来訪する市民の目もあることから、落ち着いて休めないことと、業務と休憩の精神的な切り替えも曖昧になりえます。業務時間内でも適度にリフレッシュできる場所がある事は、仕事の質を向上させる為にも不可欠な環境と考える事から、職場環境の整備について市の認識を問いました。
(5)区・自治会デジタル化推進が進められている事から、現状と今後の推進について問いました。また、住民センターのデジタル化の整備状況についても確認しました。

3.小中学校について
(1)令和6年度から開始される予定の、学校選択制度を利用した培良中学校入学への現在の申し込み状況と、事前に実施された説明会の参加数を問いました。また、事前説明会に来られていたものの、申し込みに至らなかった方々にアンケートやヒアリングを行い、今後の運営に生かしていくよう求めました。
(2)以前より小・中学校体育館への空調設備早期設置が望まれている事から、現在の市の動きについて問いました。市は令和7年度中に全小中学校体育館への空調設置を予定しているとのことです。

4.農業支援について
(1) 本市はタケノコの生産も盛んであることから、竹林の整備・管理がおこなわれていますが、生産者の高齢化や隣接地の住宅開発などにより、伐採した竹の処理の負担が大きくなってきていることから、農業支援と山林管理の支援として、竹や樹木の粉砕機(ウッドチッパー)の貸し出し支援を検討すべきと考え、市の考えを問いました。
(2) 耕作放棄地対策として、大型草刈り機の貸し出しを検討すべきと考え、市の認識を問いました。

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