一般質問を行いました
※一般質問時の映像をAIで加工したら法廷画家が描いた絵みたいになって、それはそれで面白いのでそのまま使いました。
去る12月4日(木)、京田辺市議会の本会議にて一般質問の場に立たせていただきました。
今回は、日々の暮らしに直結する「自治会」「学校」「市役所窓口」の3つのテーマについて、市の考えを正し、提案を行いました。 少し長くなりますが、大切なポイントをギュッとまとめてご報告します!
1.区・自治会運営の支援について
- 【質問】
- 町内会アプリ導入支援: アプリ運営事業者との協定締結によるメリットや今後の進捗、方針は?
- 未加入世帯への対応: 全国的に増加傾向にある未加入世帯に対し、市として現状をどう認識し、どのような対策を講じているか。
- 【答弁(市側)】
- アプリ: 令和7年9月に地域ICTプラットフォーム事業者と協定を締結した。導入済みの自治会の負担軽減や、ランニングコストの低減(初期経費支援)につながると期待している。今後は説明会等を通じ、導入を検討する団体へ個別に支援を行う。
- 未加入対策: 加入率は年々低下しており、自治会運営の負担軽減と魅力ある事業実施が必要と認識。これまで通り、転入者へのチラシ配布や住宅開発事業者への協力依頼などを通じて加入促進を図る。
- 【再質問・要望】
- アプリ導入にあたっては、役員の高齢化を考慮し、マニュアルだけでなくデモ版を用いた体験会など、丁寧な伴走型支援をお願いしたい。
- 未加入問題については、地域への「帰属意識(ローカリズム)」を育むことが重要である。
2.学校施設の老朽化対策について
- 【質問】
- 現状認識: 築40〜50年が経過し老朽化が進む中、市の認識は?
- 今後の対策: 田辺小学校のように大規模改修を行うのか、あるいは別の手法か。学校間格差が生じないようどう進めるか。
- 跡地利用: プール廃止後の跡地や給食室のあり方は?
- 【答弁(市側)】
- 現状: 健全度調査の結果、コンクリートの中性化や外壁劣化(Dランク判定の校舎が3棟存在)を確認している。
- 対策: 今後は個別の事後保全ではなく、「学校施設長寿命化計画」に基づき、包括管理委託による維持管理を徹底しつつ、優先度をつけて計画的に改修(LED化、学習環境の質的改善含む)を進める。
- プール・給食室: プール跡地は学校ごとの課題解決(教育環境充実)のために活用方針を定める。今年度策定する「新しい学校づくりプラン」で明らかにする。
3.市窓口の開所時間について
- 【質問】
- 時間短縮: コンビニ交付の普及や働き方改革を踏まえ、開所時間の短縮についてどう考えるか。
- 休日開所: 市民サービス向上の観点から、休日開所についてどう考えるか。
- 【答弁(市側)】
- 時間短縮: 来庁者の時間帯調査や課題の洗い出しを行い、見直しを検討していく。業務時間開始前のシステム準備や終了後の集計業務など、職員の働き方改革も考慮する。
- 休日開所: 現在、マイナンバーカード交付のために月1回(第4日曜)や繁忙期(3・4月)に開所している。今後はマイナンバーカードの利便性向上による「行かなくて済む」手続きを推進しつつ、利用状況を見て検討する。
- 【要望】
- 効率化も重要だが、市民の利便性とのバランスも考慮して検討を進めてほしい。
最後に
今回の質問を通して、「効率化できるところはデジタルで賢く」、でも「人と人とのつながりや、子供たちの安全」といった一番大切な部分はしっかりと守る、そんな京田辺市の未来を描いて提案を行いました。
